家の値段 ホントはいくら?
19社からの見積もり
良い建築家が見つかり
お気に入りの家の設計図が出来ました。
次は「産直の家」プロジェクトの第2のポイントです。
建築家が設計した場合、図面ができたら、普通は、
・特定の工務店に見積をしてもらう(特命方式)
・複数の工務店に見積をしてもらう(相見積方式)
のいづれかの方法で見積をとります。
しかし、「産直の家」プロジェクトではここが大きく違います。
見積は、直接、職人や専門業者に見積もってもらいます。
今回は、総勢19の職人や専門業者に見積もってもらいました。
それぞれまったく別の会社や個人からの見積ですから書式はばらばらです。
一般的な「一括請負」も実は、こう言ったばらばらの見積を工務店の書式に整理しなおしているのです。
そして整理し直すときに係数を掛けて利益を薄く分散しているのです。
ですから、専門業者や職人から出てくるばらばらの書式の見積は、まったくの掛け値なしの本当の値段なのです。これらの合計が「本当の家の値段」なのです。
その結果を報告します。
今回の建物の簡単な概要は
・地上3階建て
・鉄骨造
・述べ床面積36坪
・屋上庭園付き
・地盤が悪い
かなや設計でのざっくりの概概算では、80万円~100万円/坪でしょうか?
2880万円~3600万円とゆうところです。
まず、「一括請負」方式で3社で相見積もりをとりました。
結果は3700万円~5200万円でした。これだけでもずいぶんと差があります。今までの方法であれば3700万円を3600万円に調整して、着工というところでしょう。一番高い見積から見ればかなり安くなっています。これは設計図を施主側がつくって相見積もりを取った効果です。
さて、ここから話の核心になります。
次は、19の専門業者や職人から直接見積もりを取りました。
その結果、見積り額の合計は2450万円でした。
同じ建物なのに、見積額の開きは2450万円~5200万円
まさかこんなに違うとは、私も、正直言って驚きました。
工事をする人への頼み方の違いだけで倍以上も値段が違うとは。
この価格差の秘密のひとつとして消費税もあります。「一括請負方式」では、各専門業者の見積を合計したものに更に工務店の消費税が掛かっているのです。
今回の「人と人」プロジェクトはこの消費税は掛かりません。2000万円の家なら、丸丸100万円も違うのです。大きいですね。
今の世の中、ちょっとづついろんな経費や税金などを掛けるものだから、最終消費者に出てくる値段と、元々の値段に大きな差が出てしまうのです。
例えるなら、コピー機の固定倍率で「141%拡大」というのがあります。これを2回行うと141%×141%の拡大コピーで約2倍になります。
家の値段も、重層下請により、それぞれに業者に掛かる消費税、「一括請負」をする元請業者による掛け率を重ねることにより、拡大コピーのような状態になっているのではないでしょうか?
そんな無駄を無くすため「家を建てたい人」と「家を建てる人」が直接契約して、本当の値段で家を建てる方法が有効なのです。
ちなみに、拡大コピーの逆で縮小コピーで、71%×71%と、縮小すると約半分になります。今期は、拡大しすぎた値段を縮小する試みです。


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